技術の価値
愚痴です。読むと凹むかも知れません。
最近、学校から要望される技術レベルが高くなってきた気がします。
例えば、
起動しなくなったパソコンの復旧
- 電源on、起動しなくなったのではなく、異常に起動時間が掛かっていることを確認
- 原因推測。1)メモリ不足、2)HDDのフラグメンテーション、3)HDD不具合に起因するアクセスリトライによる性能低下、4)ウイルス(WindowsXPがSP1のママであることが判明)
- チェックディスク→デフラグを行う前に、不要なファイルを削除(ディスクのクリーンアップ+α)
- チェックディスク実行。いくつかのHDDのセクターが壊れており、チェックディスクによる自動復旧
- 起動確認→OK
- インターネットへの接続が禁止されているコンピュータであるため、オフラインで動作するウイルス対策ソフトのインストール
学校Webサイトの更新方法をマンツーマンレッスン
- Wordと一太郎のファイルをPDF化(PrimoPDF使用)
- 1ページだけ画像化したいので、AdobeReaderでA4縦の文書を画面上で90度回転させ画面キャプチャ(画像の質をできるだけ落とさないよう)
- ホームページ・ビルダーのツールで、回転を元に戻しトリミングしてWeb画面用にgif化
- ダウンロード用PDFを作成するため、Wordと一太郎のPDFを結合
- Webページの画像差し替え
- WebページからPDFへのリンク貼り替え
- これらの説明をしながら、画面をキャプチャしてWordに貼り、簡単な手順書作成
他にも細かな支援作業を一日で行ったのですが、これらを普通のパソコントラブルの出張サービス業者に依頼すると、
- パソコン復旧 → 12,000円
- ホームページ更新手順説明 → 12,000円
- ウイルス対策 → 12,000円
- その他、訪問基本料金や原因究明料金 → 12,000円
なんと、48,000円。
しかし、哀しいかな、この日の手取りは交通費込みで10,000円弱。
他にも、見たこともないハードやソフトの使い方を説明するとか、先生の代わりに児童に一時限分授業するとか。主で。
確か、初めは、技術的にはプリンタの紙詰まりを直す程度って言われていたような…。
仕事自体は楽しいし、やり甲斐もあるけど、技術を安売りし過ぎな気がする。
愚痴でした。